何年もグレーゾーンの高い金利を払っていた人は、多額の過払い金が発生している可能性があります。この過払い金は、弁護士か司法書士に依頼して、過払い請求をすれば戻ってくる可能性が高いです。
ただし、返済途中ではなく、完済後に過払い請求するようにしましょう。返済途中にこれを行うと、過払い金と借金を相殺できますが、ブラックリストに載ってしまうんです。ブラックリストに載ると、カードも作れずローンも組めないというデメリットが生じます。
完済後だとこのデメリットが発生しないのです。面倒なことにならないために、とりあえず頑張って完済しておきましょう。
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過払い請求で返還される金額は弁護士に聞いてみよう
グレーゾーン金利時代に、長期間にわたり消費者金融などを利用していたケースでは、過払い請求をすることで返還金がある可能性が高いと言えます。
それでは、過払いによる返還金がいくらあるのかといえば、借入金額が大きくて、長い期間にわたり借りていたほど多額の金利を支払っていますので、返還される額も大きくなります。
取引明細を入手できれば、個人でも計算することは可能ですが、何かと面倒な作業が伴いますので、このような場合には、弁護士事務所などの無料相談で過払い請求について相談して見ましょう。取引業者名さえ伝えれば、おおよその返還金の額まで調べてもらうことができます。
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過払い金請求の時効は?多重債務を解決しよう
過払い請求の時効は、最後に返済をした時点から10年間です。
カードローンのように、契約が連続していた場合には、10年以上も前の借金でも、過払い金請求ができることがあります。例えば、15年前に金利29.2%で100万円を借りて、11年前に完済をしたが、契約は連続しており、9年前にまた借りた場合などです。難しい問題となるので、まずは弁護士に相談をしてみましょう。
大きな金額を長期間借りていた人は、100万円以上の過払い金が戻ってくる可能性もあります。時効にかかっていなくても、会社が倒産してしまったら過払い請求ができなくなることにも注意が必要です。
多重債務がおこなう過払い請求
過払い金請求は払いすぎてしまった利息に対して、返還を求める手段になります。最近の借り入れではこのような事はありませんが、2010年ごろまでに消費者金融などで借り入れをしていた場合には、可能性として過払い金が発生している場合があります。
例えば多重債務者の場合、多くの貸金業者からお金を借り入れしますので、問題になる可能性も十二分にありえます。心当たりのある借り入れは、調べておいた方がいいでしょう。一つの会社に140万円以内の借り入れだった場合には、司法書士に依頼する事も可能になりますので、合わせて考えてみるといいでしょう。
多重債務者もできる過払い請求
万が一、借りていた借金が膨れ上がり返済することがむずかしくなってしまった場合、過払い金の請求がおこなえるかどうかを考えましょう。いくつもの貸金業者から借り入れ多重債務の状態になっている場合に、以前返済していた借金が利息を払いすぎていた可能性もあります。
そのような場合において、過払い金がかえってくる可能性があります。請求については、自力でおこなうこともできますし、弁護士や司法書士などの法律家に依頼することもできます。専門家に依頼した場合には、他の借金の状態を相談し、解決していくこともできるかも知れません。
多重債務の整理と同時に過払い請求をしましょう
借金はしない方が良いものです。しかし、急な出費や生活のために借金をしなければならないという話はあり得ます。そして、それらが積み重なって多重債務となってしまう、といったことも実は少なくはありません。
そんな多重債務の状態を解決してくれるのが債務整理です。債務整理では、自己破産、任意整理、個人再生などの方法で、少しでも借金の負担を減らします。そして、実は返済中の借金の過払い請求をすることも債務整理の一つとなります。これはもしうまくいけば借金を少しでも減らすことができます。債務整理の際は、過払い請求が可能かどうかも確認してもらうと良いでしょう。